USDCのTron撤退から見るカルダノステーブルコインの在り方について解説されています。
元記事:
https://cexplorer.io/article/let-s-be-careful-with-the-usdc
以下、内容要約
暗号資産全体における取引の70%はステーブルコイン関連であり、USDCとUSDTが最も普及しています。
ステーブルコインのプラットフォームとして人気のあるチェーン”Tron”では、最近USDCがサポートの中止を発表し話題となりました。
Tronでは、ステーブルコイン時価総額の96%がUSDTになっているので、USDCの撤退によるダメージは軽微です。
ですが懸念点はあります。
USDCが撤退した理由は明確にされていませんが、もしUSDTが同様の決定をしたら?その時エコシステムはどれほどの打撃を受けることになるでしょうか?
これはカルダノにとっても考えさせられる話です。
USDTやUSDCのような米ドル裏付け型ステーブルコインの発行企業は規制対象企業です。
つまり、規制当局の影響によって発行を停止したり仕組みを変更したりする可能性があります。
これは米ドル裏付け型ステーブルコインが持つリスクと言えます。
ステーブルコインはDeFiの発展に大きく関与します。
言い換えると、もしチェーンが強く依存しているステーブルコインが規制されることになると、そのチェーンのエコシステムは致命的な打撃を受ける恐れがあります。
アルゴリズム型ステーブルコインはそのリスクを避ける点で有効です。
アルゴリズム型は第三者機関からの独立性が高く、分散的なステーブルコインです。
ですが現時点ではユーザーからあまり好まれておらず、アルゴリズム型ステーブルコインだけでDeFiの発展を牽引するのは難しいでしょう。
つまり重要なのは、ステーブルコインの多様性です。
様々な法定通貨裏付け型ステーブルコインがバランスよく存在し、アルゴリズム型の選択肢もある分散化された状態がエコシステムにとって理想となります。
幸い、カルダノにはアルゴリズム型ステーブルコイン”DJED”がリリース済みで、3月にはUSDMが登場予定、
USDCを誘致する動きも有りとステーブルコイン関連でも高い将来性を持っていると言えます。
まずは3月予定のUSDMのリリース、
そしてステーブルコインがもたらすカルダノエコシステムの発展に期待ですね。👍
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